HR、人材サービス

社員のほとんどがテレワーク、それでも業績を伸ばし続けるマネジメントの秘密とは。

社員のほとんどが「ママ社員」として幼い子供を抱えている。そして、全員に出社義務がない。さらに勤怠の記録もなければ、ノルマや数値目標も設定されていない――。これは、渋谷駅直結のヒカリエで人材紹介業を営む株式会社ディーセントワークでのワークスタイルだ。

同社は、求職者の「叶えたいこと」に寄り添った転職を徹底的に追求し、2014年6月の創業以来、順調に業績を伸ばしている。ワークスタイルも、そして求職者への寄り添い方も、明らかに「異色」だ。元々リクルートで人材業をしていた代表の高橋さんは、どうして今のスタイルに行き着いたのか、掲げるワークスタイルは本当に浸透しているのか、その裏側に迫る。

子供が出来て、仕事に制限が生まれたことが辛かった

社歴1年強の鈴木さん、もうすぐ3歳の息子を持つママ社員だ

社歴1年強の鈴木さん、もうすぐ3歳の息子を持つママ社員だ

鈴木さんは、ディーセントワークで仕事を始めておよそ1年、人材領域のキャリアとしては7年目になる。

元々はいわゆるワーカーホリックで、日々、すさまじい数の転職者面談をこなしていた。そのため、24時前後まで仕事をすることは日常茶飯事だった。

「ある種、その状態に”ハマっていた”というか、とにかく仕事をバリバリこなすことに、楽しさを感じていたんだと思います。」

そんな鈴木さんの生活は、出産によって大きく変わることになる。

出産後に職場復帰はしたものの、子供を迎えに行くために16時には退社する。家で夜中まで仕事をしてはいるが、どうしても「もっとやれるのに!」というもどかしさが拭えなかった。夫から、「仕事で遅くなる」というメールが届くのが悔しかった。自分だってもっと仕事をしたいのに、それが許されない環境に、ジレンマを感じていた。

「毒を出し切るまで半年かかった」

子供に選択肢や判断軸を与えられる人間になりたい、そのために「働き続けたかった」という鈴木さん

子供に選択肢や判断軸を与えられる人間になりたい、そのために「働き続けたかった」という鈴木さん

当時の生き方、働き方に限界を感じていた鈴木さんは、縁があり、ディーセントワークに転職。

ディーセントワークでは、出社の義務はなく、全員がテレワーク。社長を始め、スタッフはみな、会社に来たり来なかったりする。はじめの頃は「そうは言っても」と半信半疑で、毎日会社に来ていた。

「やっぱり、どこかで管理されてるんじゃないかという気持ちが抜けなくて、いわば疑心暗鬼の状態でした。少しずつ、「あれ、社長、本当に私が出社してるかどうか、気にしてないんだな」ってことに気付いたんですが、毒が抜けるまでは半年かかりましたね(笑)」

数値目標の管理をしない、というのもディーセントワークのユニークな点だ。社長との面談では、数値の話ではなく、いま相談を受けている求職者の方が、何を求めているのか、どんなことを叶えたいのか、そのために自分に何ができるのか、という話に終止する。

毒が抜けたあとの仕事、そして、生き方

転職前の状態を、「産後クライシスだった」と鈴木さんは振り返る。今では週に一度、夫と役割を交換して、遅くまで自分のペースで仕事ができる日を作った。会社に来るのはおよそ週に3回ほど。ほかの日は掃除をしながら家で仕事をしたり、息子さんのお迎えに行きやすい場所にあるカフェで仕事をしたりしているそうだ。

限界だと感じていたライフスタイルは、ディーセントワークとの出会いで大きく変わっていった。

企業概要

会社名株式会社ディーセントワーク
所在地東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)Mov内
代表取締役高橋 秀成
創業2014年6月

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